伊豆急行

 東急グループが東伊豆地方の観光開発の一環として昭和36年に開業させた鉄道です(全額東急電鉄出資)。JR伊東線の伊東駅からペリー来訪で有名な下田までの45.7kmを結んでおり、トンネルとトンネルの間に見える相模灘の景色には思わず見とれてしまいます。
 全国有数のリゾート地であるがために、開業当初から東京方面からの直通列車が多数乗り入れ、週末は多くの観光客で賑わいます。
 それだけに、多種多様な車両が走り、そのヴァラエティが趣味的な見地からすると大変魅力的であります。
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写真(左):
2100系。「リゾート21」。昭和60年に登場した。普通列車用でありながら、観光利用を意識し、前面展望が可能な座席配置とした先頭車、海側に向いた座席など、現在でもその斬新性は失われていない。 伊豆高原・伊豆大川間 2007.3.3
写真(右):
2100系。「アルファリゾート21」。2100系の最終増備車で、平成5年に登場した。これまでのリゾート21は海側と山側の側面で帯の色が異なっていたが、この編成は交互に赤-青と入っている。4両目には特別座席のロイヤルボックス車(JR線内ではグリーン車扱い)が見えるが、これは特急「リゾート踊り子」号として東京まで乗り入れるときのみ連結される。 JR東海道本線藤沢・辻堂間 2007.2.3

 


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