■JR貨物


EF65(1000番台)が牽引するコンテナ列車。EF65形は平坦線区用の直流電気機関車の決定版として登場、308両も製造されました。東海道、山陽本線区間内のエース的存在として活躍し、昭和60年3月までは、同線の寝台列車の牽引を一手に引き受けていたことはあまりに有名です。
近年は、後継車両の登場で廃車も進み、活躍する場所もかなり少なくなりましたが、首都圏では、主に高崎線、総武本線、成田線で活躍する姿が見られます。
高崎線 行田・熊谷間 2007.6.20
EF66が牽引するコンテナ列車。EF66は主に東海道・山陽本線を走る高速貨物列車を牽引するために投入されました。低格出力3900kWという大変な力持ちで、四捨五入すれば30両にもなるコンテナ列車を100km/hで牽引することができます。
JR貨物のEF66は基本的に更新工事を済ませて形態、塗装が変更されていますが、27号機のみは唯一原型を保たれています(クーラーは後付ですが)。
東海道本線 藤沢・辻堂間 2007.2.3
EH500が牽引するコンテナ列車。同機関車は東京・函館間の高速貨物列車の速度向上を目指して登場しました。「金太郎」の愛称がつけられ、側面にイラストが描かれています。
東北本線 金谷川・松川間 2006.8.13
EF510が牽引するコンテナ列車。同機関車は老朽化が進んだ交直流機関車EF81形を置き換えるべく登場し、今や日本海縦貫線の新たな顔となりつつあります。「レッドサンダー」の愛称がつき、側面にそのロゴが貼り付けられています。
北陸本線 新疋田・敦賀間 2007.4.29
EF81が牽引するコンテナ列車。EF81形は国鉄時代に登場した交直流機関車で、架線が引いてあればどこでも走れる存在であるため、直流、交流50Hz、60Hz区間が混在する日本海縦貫線では登場以来重宝されてきました。
後継車両が登場し、廃車も発生してはいますが、今も日本海縦貫線で物流を支えています。写真の142号機のように、長岡機関区の車両は赤2号に塗装されています。
北陸本線 新疋田 2006.9.7
ED75が牽引するコンテナ列車。同機関車は東北地方の交流電化区間を走る客貨列車の牽引用として登場した機関車です。小さい体で東北中を走り回り、メジャーな存在でしたが、牽引機会の減少や後継機EH500の登場で、見る機会がかなり少なくなっています。
常磐線 磐城太田・原ノ町間 2007.3.17
ED76が牽引する雑貨列車。ED76形は九州島内用の客貨列車を牽引すべく登場した交流機関車です。牽引機会の減少に伴い廃車が進んでいますが、鹿児島本線が第3セクター化された肥薩おれんじ鉄道内でもその姿を見ることができます。
日豊本線 杵築・大神間  2006.7.31
DE10が牽引するコンテナ列車。DE10は軸重制限がかかる非電化ローカル線やヤード入換用として登場したディーゼル機関車で、A-A-A-Bという軸配置が特徴的です。かつてはあちこちの非電化ローカル線でも貨物列車の姿は見られましたが、恒常的に走る線区は相当限られるようになりました。しかし、ここ石巻線では多いときに1日に10往復近くが運転されています。
石巻線 曽波神・石巻間 2007.3.17


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